懐かしのマイナー馬たち

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あまり取り上げられることのない思い出の馬をきままに語ります。

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オークスの時期に走る血統~ナナヨーウイング

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プロフィール

ナナヨーウイング

1994年5月4日 牝馬

父  セレスティアルストーム

母  ナナヨーアトラス

母父 バンブーアトラス

厩舎 吉永猛(栗)

12戦2勝

主な勝鞍 500万下(京都ダ1800)、オークス(G1)(東京芝2400)2着

 

競走生活

JRA

2歳:5戦0勝

3歳:7戦2勝 未勝利、500万下、オークス(G1)2着

※年齢は当時は旧年齢ですが、現在の表記に合わせています。

 

 

 2歳夏の小倉芝1000でデビューし、逃げてスピードのあるところを見せますが、6番人気6着に敗れます。その後、年末まで芝1600以下のレースを4戦しますが、3戦目に0秒3差だった以外は1秒以上離されてしまいました。

年が明けて初のダート戦となった未勝利ではガラリと一変し、8番人気をあざ笑うかのように0秒9差で初勝利を飾ります。続く500下もさらにタイムを縮めて2勝目を飾りました。

オープンに上がり、重賞のフラワーCに挑戦しますが、シーキングザパールの前に9着と敗れます。続いて桜花賞当日の忘れな草賞はナイトクルーズにちぎられたものの3着となりました。

そして迎えたオークスはダート戦しか勝ちがなかったことから13番人気の低評価でした、勝ったメジロドーベルに次ぐ上がり3ハロンのタイムを記録し、2着に入りました。

秋はローズS秋華賞と使いますが、いずれも最下位に敗れ、引退となりました。

 

血統構成

セレスティアルストームはイギリスで走り、G2のプリンセスオブウェールズSを勝ち、キングジョージセントレジャー、チャンピオンSで2着しています。途中から日本でも供用され、本馬や姉のナナヨーストームなどを輩出しています。

母ナナヨーアトラスは2勝し、オークスにも出走しています。繁殖入り後は本馬の他に4歳牝馬特別2着のナナヨーストーム、スーパーダートダービー2着のナナヨーウォリアーなどを輩出し、高い勝ち上がり率を見せています。

母の父バンブーアトラスは1982年の日本ダービー馬で4勝を挙げています。種牡馬入り後は菊花賞バンブービギン日経新春杯など重賞4勝のエルカーサリバーなど内国産種牡馬として多くの活躍馬を輩出しました。

 

私の注目ポイント

なぜ私がナナヨーウイングを取り上げたかをご紹介します。

1.オークスの時期に走る血統

 

本馬は忘れな草賞で距離のめどをつけ、オークスで2着に激走しましたが、母ナナヨーアトラスは忘れな草賞2着、400万下を1着してオークスに、姉ナナヨーストームは忘れな草賞1着、4歳牝馬特別2着してオークスに挑んでいます。

ただ母と姉はオークスで故障してしまい、実力を発揮できないレースとなりました。そしてそのレースを最後に引退しています。 

そのため、本馬の激走は2頭の後押しがあったのかもしれません。

 

2.メジャーではない血統だが、走る一族

 

比較的主流ではない血統で固められてはいるものの、一族は堅実に走っている印象があります。本馬と姉ナナヨーストームは父セレスティアルストームの代表産駒の2頭であり、弟のナナヨーウォリアーはグロウ産駒として中山大障害に勝ったランドパワーに次ぐ賞金獲得、子のナナヨーヒマワリエアジハード産駒3頭の中央重賞勝ち馬の1頭とこの牝系のポテンシャルの高さを感じます。

またこの血統から活躍馬が出てくるのではないかと期待しています。

 

3.オークスというレースの予想の難しさを教えてくれた馬

オークスは東京芝2400で行われます。ただ、それまでに2400のレースを経験してきた馬はほぼほぼおらず、1600以下の経験しかしてきていない馬が多いです。そのため、結果的に距離が長く敗れてしまう馬や逆に距離が持ち激走する馬がいたりと個人的には非常に予想が苦手なレースの一つです。

その印象がついたのが本馬の激走によるものかなと感じています。本馬の激走はいまだに記憶しています。この激走は距離適性や血統にあると考え、その後は忘れな草賞組を重視して見たり、血統を見てみたりと試行錯誤しているもののなかなかかみ合わない感じになっています。

 

 

 


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